ANGELINA'S PRIDE AND JOY
靴づくりへのこだわり

アンジェリーナの靴作りは、『革選び』『革の性質を活かしたデザイン』と『アトリエでの手作業での制作』という3つのプロセスでなりたっています。

lether-selection

LETHER SELECTION - 革選び

アンジェリーナで使用するのは、生後6ヶ月までのカーフスキン。傷がなく滑らかな表面を持ち、弾力性・伸縮性・厚みの均一性、そして染まりの状態に優れたものをセレクト。素晴らしい発色をみせるエナメル加工やスウェード加工の革のなかには、アルゼンチン産の皮革を一度ヨーロッパの加工場に送り、再度アルゼンチンに戻った最高級品も。履き心地の良い靴の制作は、こうした革のクオリティーや性質を見抜くことが最初の一歩となります。

多様なデザインを実現するため、厳選された革の表面にシルクやサテンを貼付ける特殊加工もおこなっています。ヨーロッパ各地の耐久性に優れたテキスタイルを張り合わせ、革では実現できない繊細でエレガントなパターンを素材に取り込んでいます。

DESIGN - 革の性質を活かしたデザイン

アンジェリーナのタンゴシューズは『シンプルであること、それが真のエレガントさの鍵』というココ・シャネルの言葉をコンセプトに、美しいライン、フェミニンでシンプル、かつ愛らしい色やデザインを追求しています。

なめし工場で選び抜いた革の伸縮度、強度、通気性などの性質を考慮しながら、色と素材の相性を大切にデッサン。

タンゴシューズに特有の美しく伸び上がったヒール、足を美しくみせる繊細なライン、肌との相性の良いパステルカラーを基本とした配色、チャームを使った遊び心。プロのタンゴダンサーであるシューズデザイナーが 女性の感性で1足1足愛情を込めて制作しています。

WORKSHOP - アトリエでの制作

工房での靴の制作は全部で5つの工程にわかれます。アンジェリーナの靴工房では、イタリアの伝統を引き継ぎ、その全ての行程を職人の手作業で進めています。

CUTTING (裁断)


まず切り出し職人の手により各パーツの金型、紙型が作成されます。

この型を使って手作業でパーツを切り取っていきます。単に革を切り取るだけでなく、それぞれの革の伸縮の方向など個性を見極め、靴のどの部分に強度を与えるかなどに細心の注意を払う必要があるため、アンジェリーナの靴工房ではオートクチュールの靴制作に30年以上の経験がある熟練の職人がこの切り出し作業をおこなっています。

cutting

SEWING(縫製)

アンジェリーナで使用するのは、生後6ヶ月までのカーフスキン。傷がなく滑らかな表面を持ち、弾力性・伸縮性・厚みの均一性、そして染まりの状態に優れたものをセレクト。発色の良いエナメル加工やスウェード加工の革のなかには、アルゼンチン産の皮革をヨーロッパの加工場に送り、再度アルゼンチンに戻った最高級品も。履き心地の良い靴を作るためには、こうした革のクオリティーや性質を見抜くことが大切になります。

多様なデザインを実現するため、厳選された革の表面にシルクやサテンを貼付ける特殊加工もおこなっています。ヨーロッパ各地の耐久性に優れたテキスタイルを張り合わせ、革では実現できない繊細でエレガントなパターンを素材に取り込んでいます。

sewing

FORMING (成形)


モルデと呼ばれる靴型に、中底にあたる土台と縫製後の革をあて、短い釘を使って革を伸ばしながら靴型に固定。踵にあたるカーブに滑らかな曲線を引き出すために打ち込まれる釘の数は17〜19本。革に足の形をしっかりと覚えさせます。

革にまんべんなく圧力と張力を加え、革が靴型に馴染んだあと、足に触れない一部を残してほとんどの釘が引き抜かれます。

靴の出来上がりに大きな差を生むこの作業。手際よくこれだけの数の釘を打付けるのは、まさに熟練の技。

この道67年の職人がアンジェリーナのタンゴシューズの美しいフォームを作り上げます。

forming

THE SOLE (底付け)

アンジェリーナでは、現在では稀少となった本革の靴底(レザーソール)を使用しています。革から裁断される革にはそれぞれに個性があり、ヤスリを使い1枚1枚ソールを削って厚さを均等に仕上げ、セメンテッド式製法で完成した本体の底面に貼付けていきます。

固定されたソールは靴のデザインに沿うよう、はみ出た部分を手作業で削り取り、底面を滑らかにシェープしたあと、カラーリングされます。

最後にピンヒールを手作業で打ち止め、靴の形が完成です。

the sole

PACKING (仕上げ)


形の出来上がったシューズに、踵のクッションと中敷を貼り付け、アルコールランプで一足一足手作業で軽く炙ります。

この最後の仕上げの作業は、可燃性の合皮で作られた靴とは違い、本革のみで作られた靴だけが耐えうる作業。縫製時に残された糸クズなどを燃やし、また革に張力を加え、美しいタンゴシューズを完成させます。

packing

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